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「人を喜ばせる」から「自分を喜ばせる」に…女性の消費に対する価値観の変遷

若い女性は「自分のためにものを買う」という考え方に

「今日も一日頑張ったし、自分にご褒美をあげよう!」
そんな風に、日々の生活のモチベーション向上のため「自分のためのお買い物」をする人も、最近ではよく見かける。

南方日報によると、2016年から若い女性の消費が「人を喜ばせる消費」から「自分を喜ばせる消費」へと移り変わりっていることを報じた。
中国人女性は「自分を大事にして可愛がること」について考えるようになり、若い女性の8割以上はファッション消費が昨年を上回り、このうち4割は毎月の出費が2千元(約3万1千円)以上になるという。

また、女性の約6割がKOLのおすすめやコミュニティ空間でのやりとりを通じて最終的に商品を買うかどうかを決めており、「感情や印象のやりとりに基づく消費」が「必要に基づく消費」を上回ったようだ。

SNSの普及に伴い、KOLとのコミュニケーションを通じて、中国人女性の考え方やファッションの知識、商品選びが変わってきているのだ。「気に入ったらすぐ買う」という人の割合も増え、自分を喜ばせようとするあまり、衝動買いしてしまうケースも目立っている。

自分を大切にして生きることは、充実した生活において欠かせないが、あまりの購買行動に破産してしまわないか、少し心配にもなってしまう。

参考: http://j.people.com.cn/n3/2016/0704/c94476-9081213.html