中国人の消費がペットと化粧品に集中

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消費が急増するペット・化粧品産業

ここ近年、中国ECではペットと化粧品に関連する商品の消費が盛んだ。
特に今年の伸び率はすさまじく、ダブル11においてもトップセールスを勝ち取っていいた。

中国新聞網の報道では、「京東数字科技集団(JDD)が17日に発表した『京東ビッグデータに基づく中国消費市場研究報告』によると、消費品目の大部分が2019年1-10月の消費増加率が18年を上回り、中でもペットのいる暮らしとメイクアップ・スキンケアに関する消費の増加率が最高だった」と伝えられた。

同報告は、京東(JD.com)における必需品消費財(家電、食品・飲料品、ベビー・マタニティ用品など7種類)と非必需品消費財(携帯電話・通信、旅行・移動など13種類)という2大項目に定義し、分類された。

報告のデータでは、19年1-10月における「食品・飲料品」「ローカルな暮らし/移動・旅行」「文化・娯楽」以外の全ての消費財の増加率は、18年を上回ったとされた。

この中で、「ペットのいる暮らし」と「メイクアップ・スキンケア」は増加率50%を超える大幅伸長となった。

また、「家具・インテリア・日用品」「書籍」「ベビー・マタニティ」「医薬・保健」「服飾品・アンダーウェア」などの増加率は20~40%で、いずれも18年を超え二桁伸長となった。

一方、「文化・娯楽」はマイナス10%、「ローカルな暮らし/移動・旅行」はマイナス14%と厳しい状況である。

19年より、マイナスからプラスに転じた「自動車用品」「スーツケース・皮革製品」「靴」は増加率0~20%だった。

同報告書には、「県エリア地域の消費は注目に値し、19年は非常に好調だった。規模が小さい都市の消費額が規模が大きい都市の増加率を上回り、四線都市と五線都市の消費額の増加率がそれより規模の大きい都市を抜いてトップに立った。京東プラットフォームにおける県エリア地域の消費額はずっとプラットフォーム全体の消費額を上回るスピードで増加し、19年には両者のスピードの開きが徐々に拡大した」という指摘がある。

さらに、「女性と高齢者が県エリアにおける消費の伸びを後押しする重要な原因である可能性を際立たせている。また県エリア地域は文化・娯楽、おもちゃ・楽器、ジュエリー・アクセサリーなどの消費の増加率が相対的に低く、こうした品目が引き続き県エリアの消費における「泣き所」であることを物語る」と課題が示された。

中国EC市場への出店の際には、狙うターゲットがエリアか年代かを考慮して、カテゴリーの選定が必要になってきそうだ。

参考: http://j.people.com.cn/n3/2019/1219/c94476-9641934.html