インフルエンサー×越境ECは相性抜群?

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ターゲティングがしやすいインフルエンサープロモーション

インフルエンサーと一口に言っても、いろんなタイプのインフルエンサーが存在する。
「インフルエンサーなんてみんな顔だ」と思っている人もいるかもしれないが、それは偏見ではないだろうか?

もちろんインフルエンサーには、「顔がいい」人が多いのは否定しない。
しかし、そういう人たちは「美容」「化粧品」といったジャンルや「ファッション」といったジャンルの人が多い。

こういう人たちは、顔が商売道具であり、その武器を磨いているに過ぎない。
スポーツ選手はその技術とプレーに必要な道具を、芸人は人を笑わせる話術を、営業マンは商談を決めるためのトーク力を磨いているのと何ら変わらないのだ。

何が言いたいかというとインフルエンサーにも人それぞれ得意なことや武器があり、それがプロモーションの際に有効になるということだ。



先に述べた「顔がいい」インフルエンサーの場合、視聴者は「この人はどうやってきれいになっているのだろう」という関心を持って、普段SNSを視聴しているだろう。
もしそこで使っている美容アイテムがあれば試してみようと思うかもしれない。

グルメなインフルエンサーがいくお店なら実際に行って食べたいと思うし、ファッションに強いインフルエンサーの着る服を着たいとも思うだろう。

もうお分かりだと思うが、「インフルエンサーはターゲティングがしやすい」のだ。

インターネット上で買い物をするECサイトは店頭での買い物より認知が命になる。
その中で購入する可能性の高い人を選定してPRできたらどうだろうか?
コンバージョンが高くなると思わないだろうか。
日本の商品を海外で売るとなれば、余計にそうだろう。

越境ECを考えるとき、このインフルエンサープロモーションは相性がよく、かなり効果的に働くことが期待される。
特に中国の「KOL」は、フォロワーが応援してくれているので、しっかり見てくれる確率も高まる。

もし、越境ECによる海外販路拡大を考えているのなら、インフルエンサープロモーションを広告の選択肢として入れることは、販路拡大の可能性の幅を広げるかもしれない。