【新型コロナウイルス】国外の中国人は帰国後隔離⁉

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出典:央視新聞

中国に帰国後は隔離

現在、世界はコロナウイルスの感染拡大で大混乱に陥っている。
最初の感染が確認された中国では、感染予防のための様々な取組みが行われているが、その中の1つに隔離がある。隔離の条件は感染もしくは帰国だというが、一体中国で何が起こっているのだろうか。

国外にいた中国人を隔離することでリスク低減

国外にいる中国人は、帰国後、隔離されることが義務付けられている。
これはコロナウイルスの異常な感染力が非常に危険であると判断した政府の決定で、少しでも感染リスクを低減するための施策だという。では、隔離にはどんな条件があるのだろうか。



隔離は帰国後2週間

さて、帰国後どれだけの期間隔離されるのかという問題だが、なんと2週間の間隔離されてしまうようだ。2週間も隔離されてしまえば、仕事はおろか私生活にも多大なる影響を及ぼすことは間違いない。

先日、中韓からの入国者は2週間、日本政府の指定の施設に隔離されることが発表されたため、もし今、中国から来日する場合は、日本と中国の両国で合わせて1ヶ月隔離されることになる。感染防止のために入国規制が強まっていることが窺える。


中国の隔離施設は実費

中国では、隔離はルールだが施設の料金は自己負担となる。
現在の中国で宿泊施設を使うと1日約6,000円、2週間で約84,000円かかるがこれが全て実費というのは非常に痛い出費だ。しかし、それを踏まえた上での出入国の規制だということだろう。
※金額は地域によって異なる。



隔離の弊害に嘆く人々

いくらコロナウイルスの感染予防とはいえ、ここまで隔離が厳しいとそれを嘆く人が出てくるのは当たり前だ。中国では、隔離が差別のようだとする意見も出てきているが、そう捉えられても仕方がない現状があるのは否めない。隔離も致し方ない状況だけに、どちらが正しいということが言えないのもまた事実だ。


隔離したいのは「ウイルス」

このような現状を受け、中国では次のような報道が行われた。

日本語で要約すると「隔離は分け隔てることなく、また区別することはできず、さらに例外があることは許されず、ただ平等に且つ厳格に行います。私たちが隔離したいのはウイルスです。特定の場所の人ではありません。ウイルスの前には、私たちは地球人です」という内容の報道になっている。

隔離は、コロナウイルスを隔離しているのであってそこに不平等があってはならないとし、その人たちを差別しているわけではないのだということだ。政府の気持ちや考えも理解できるが、隔離となるとつらい思いを吐露する人が出てきてしまうのも、また仕様がないことである。


中国のビザなし訪問を禁止

中国外務省は9日、日本からの入国者の滞在する日数が15日以内であれば、ビザ(査証)を免除するとした措置を一時的に取りやめることを発表した。ビジネスや親族を訪ねる場合は例外とするらしいが、日中の行き来が難しくなったのは確かだ。

また、中国へ帰国する中国人のビザ発行も滞る可能性が示唆され、近日帰国を考えていた中国人は大幅な予定変更をする必要性が出てきた。



まとめ

コロナウイルスによる隔離は、精神衛生上あまりいいものではないが、その選択を取る必要があるというのもまたつらいところだ。何よりも大切なことは、隔離を恐れるのではなく自分ができる予防を確実に行うということだ。

まだまだコロナウイルスが収まる気配はないが、自分の身は自分で守る他ない。