愛する人と一生を共にしたい…本当にそうなの?

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一人が楽だという中国人男性の本音

未婚・晩婚化の進む日本。
少子高齢化の原因はそこにあると言われているのは、もう周知のことだろう。
しかし、人口が増加し続ける中国でも独身の波は押し寄せていた。

筆者の中国の友人(40代・男性)がつぶやいていた。
「独身でよかった」
結婚している人への妬みかとそれを聞いた瞬間は思った。
しかし、どうも本気だという。

「結婚してたら自分の好きなことにお金も時間も使えないでしょ?」
それに関しては、一理あるが結婚とはそういうものではないのだろうか。
もう少し聞いてみた。

「友達は奥さんから生活費をもっと入れろ、親戚付き合いを増やせと言われて苦しそうだよ。最近は、一緒に飲みに行くこともなくなっちゃった」
と、悲しげな表情をしていた。
なるほど、中国の物価、特に大都市の物価は高いというが、こんなところにその影響が出てきているとは。



また、他の中国の友人(30代・女性)は、衝撃的なことを言っていた。

「愛なんか生活が成り立たないところに成立はしないよ」
何とも現実的な考え方だった。

少女漫画のような「愛の力で…」といったものは存在していないのだろう。

そういえば、日本の友人(20代・男性)も
「子供はかわいいし、そのためにお金は入れる。だが、嫁と一緒に暮らす気はない」
映画マレフィセントで真の愛は「子と親に成立するが、恋人同士には成立しない」というような描写があったが、あながち間違いではないかもしれない。

夫婦の愛=幸せが必ずしも成立するわけではないことに、少し寂しさを感じながら、そのライフスタイルの変化を目の当たりにした。