実はめちゃくちゃ厳しい中国のeスポーツ選手養成学校

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出典:http://j.people.com.cn/n3/2019/0806/c94476-9603529-4.html
重慶のeスポーツ学科は34科目履修が必須

中国の重慶交通職業学院に新たな学科が新設された。
それは、eスポーツ学科という話題の「eスポーツ」を学ぶための学科である。

中国新聞網の報道によると、同校の教員によると、同学科の学生は34科目を履修する必要があるという。新入生を迎え、同校の取り組みに注目が集まる。

同校のeスポーツ教育センターの施設は、eスポーツスタジオセンターをモデルに建設され、eスポーツ専用のパソコンのほか、対戦エリア、eスポーツライブ配信ルーム、放送室、解説台などが設置され、eスポーツの試合会場さながらの雰囲気が漂っている。そこでは、学生たちが現在人気のeスポーツのゲームを練習しており、横付きで教員がテクニックの指導をしている。

eスポーツの授業を担当する教員の話によると、その授業内容は単に「ゲームをするだけ」ではない。ゲームを実際にする授業は、学生からこの業界を興味・関心持ってもらうことを狙いとしている。

3年間で学生は、外国語や国語、eスポーツ心理学、eスポーツ産業分析・管理、eスポーツ業界のビジネス生態系、スポーツ競技オペレーションズ・リサーチ、eスポーツの大会運営・企画、eスポーツクラブの管理・運営…など34科目を学ぶという。

学生は卒業後、国家認定の大学専科(短大に相当)卒業証書を取得できるほか、海外の大学に進学し、本科(4年制大学)の卒業証書を取得することが可能になっている。

eスポーツ学科でわずか3人しかいない女子学生の一人(18)は、「実際のeスポーツ専攻の勉強は、想像していたのとはかなり違った。eスポーツというのはゲームをするだけで、専門的な訓練を受ければプロの選手になれるとしか考えていなかった。でも、実際に入学してから、それはほんの一部に過ぎず、大会の企画や運営など裏方の仕事についての勉強のほうが多いということを知った」と話した。

またほかの学生(19)は、「入学前は勉強してプロの選手になろうと思っていた。でも、今は運営関連の仕事をしたいと思うようになった」と話している。
eスポーツに携わる方法も多種多様で、同校では選手としてだけでなく運営側として活躍するための知識を学ぶことが可能だ。

以前なら、eスポーツと言うと否定的な態度を示す保護者がほとんどだった。

昭信火拳のオペレーションディレクターは、「これまで、eスポーツ学科に対しては、『正業に就かない』、『プロ選手の育成』、『卒業しても仕事を見つけるのには役立たない』などの誤解があった。しかし、中国のeスポーツ産業には様々な職種があり、中国のeスポーツ業界全体で人材が50万人足りない状況だ。平均給与も他の業界より高い。なかなかなることができないeスポーツの選手やコーチと比べると、それ以外のeスポーツ関連の職種が今後eスポーツ業界で働く人にとっての主要な職種となり、雇用機会は非常に多い」と語っている。

eスポーツの可能性は未知数で、その市場規模は年々拡大している。
今後、このような学校が増えていくことも充分予想される。
学校の設立が市場にどう影響を及ばしていくか、継続してみていきたい。

参考: http://j.people.com.cn/n3/2019/1030/c94475-9627957.html