都市機能のスマート化へ
「20年も30年も、元旦を家で過ごしていないコンビニのオーナーがいるんです」
昨晩、ニュース番組を観ていて流れたその一言を聞いて、少し働き方について考えさせられた。
「そんなのコンビニのオーナーをやらなければいいだけじゃない」
と言われてしまえば終わりなのだが、筆者は少し違った意味でやらなければいいではないかと思ったのだ。
それは、今コンビニ業界が試験的な導入をしている「セルフレジ」だ。
深夜帯の人手不足などから始まったコンビニの「無人」営業だが、AIが発達し、働き方改革が推し進められる現在、その方向性は時代の流れに沿ったものではないだろうか。
ちょうど中国・河北省の雄安新区では、レジのない無人スーパー、運転手のいない自動運転車、顔認証でチェックインができるホテルといった「無人化」を進めているそうだ。
中国・新華網によると「模索を続けながら雄安という未来都市の『スマート遺伝子』として定着しつつある」とのことだ。
「無人化」に対する厳しい意見があるのは百も承知だが、今の時代に必要なことなのではないだろうか。
参考: http://j.people.com.cn/n3/2019/1211/c94638-9639808.html