中国・春節をロックオン‐中国SNSを活用したPR

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日本企業の中国SNS活用型商品PR戦略

2018年2月16日、中国は春節(旧正月)の大型連休を迎えた。
中国の環球網によると、2018年の終節をロックオンして、訪日中国人の消費拡大を目指し、日本企業が「KOL」に対する商品情報の提供を強化していたとのことだ。

共同通信社によると、中国でSNSを使った販促支援などを手掛けるファインドジャパン(FindJapan)とJTB西日本が2018年1月20日、大阪でイベントを開催し、日本の食品メーカーなど13社がブースを出展したそうだ。

その際、フォロワー総数3000万人以上の人気「KOL」50人以上が参加し、各社の商品の感想などをSNSで発信したという。

出展した江崎グリコは機能性表示食品のチョコレートなどをPRした。
また、額に貼る冷却シート「熱さまシート」などが日本で必ず買うべき「神薬」として中国で人気となっている小林製薬も、乾燥肌の医薬品をアピールするブースを出展し、担当者が「次の柱となる商品を育てたい」と意気込んでいたとのことだ。

報道によると、中国ではSNSの口コミがテレビCMなどの企業の宣伝よりも影響力があるとされている。
「微博(Weibo)」で約46万人のフォロワーを誇る中国人女性(22)は「ファンへの責任があるので自分が良いと思った商品しか紹介したくない」と話したようだ。

日本の大型連休をロックオンしたPRは、今後も強化され、2019年11月11日の「独身の日」を目の前に、日本企業の大きな動きも予想される。

参考: http://j.people.com.cn/n3/2018/0212/c94473-9426867.html