米国の香港人権法署名で中国が報復措置へ

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「人権の蹂躙は思い通りにならぬ」との姿勢

先日、米国の「香港人権・民主主義法案」署名を受けて、中国は対抗措置として米国艦船の香港寄港拒否を発表した。

米中関係の悪化が懸念されるが、中国メディアでは米国の署名を「暴乱の煽動」と表現し、その怒りは止まることを知らない。
下記は中国メディア「人民網」の一部引用だ。

米側はいわゆる「香港人権・民主主義法案」に署名し、これを成立させた。これは事実を顧みず、白を黒と言い、公然と暴力犯罪分子を後押しして力づけ、暴力と混乱の制止、秩序の回復を早急に要する香港情勢の火に意図的に油を注ぐものだ。正義にもとり時勢に逆行する米国の一部政治屋のこの行為は、香港同胞を含む全中国人民の極めて大きな義憤をかき立てるだけであり、偽善的・利己的、強権・覇道というその醜い面構えを世界の人々の前に自らさらすだけだ。

引用:「人民網」http://j.people.com.cn/n3/2019/1202/c94474-9637204.htmlより

治安を破壊し、その行為は明らかにテロリズムの性質を備えていると批判は収まらない。
英「エコノミスト」電子版や一部の米メディアも香港のデモが暴力的で醜いと認めざるを得なかったと指摘している。

また、ひどく事実を歪曲した行為と言われる今回の署名は、人権を踏みにじる行為という表現がなされている。
下記は、上記同誌からの引用文だ。

米側の香港関連法案はひどく事実を歪曲しており、極めてたちが悪く、非常に腹黒い魂胆がある。暴力犯罪行為を「美しい光景」と言いなし、警察側の極めて自制的な法執行を「暴力的鎮圧」と言いなす。「米国の一部政治屋の良心はどこにあるのか?人間性はどこにあるのか?」と人々は問わざるを得ない。米国の一部政治屋は、米国には「全世界に適用される人権の基準がある」とぬけぬけと主張し、香港関連法案を「民主、人権、法の支配への米国のコミットメント」と見なしている。この法案を用いて世論を惑わし、反中・香港攪乱勢力への支持と助勢を企てたことで、人権問題でダブルスタンダードを弄し、実際には人権を踏みにじる彼らの本質が存分に露呈した。

引用:「人民網」http://j.people.com.cn/n3/2019/1202/c94474-9637204-2.htmlより

米中関係の香港人権法をめぐる対立の平和的な解決策はあるのか。
何事もなく和解に進むことを切に願うばかりだ。

参考: http://j.people.com.cn/n3/2019/1202/c94474-9637204.html